逮捕、勾留に関する質問 1

質問

警察による、逮捕といった身体の拘束について教えて下さい。

回答

逮捕というのは、その人が罪を犯したと疑われる理由の あるときに、身体の拘束を受けるものです。 逮捕されると、最高3日間は、身体を拘束されます。 更に身体の拘束が必要な場合は、逮捕の後に、 勾留という手続きがとられます。 勾留の場合は、一番長くて20日間身体が拘束されます。 勾留されている間に、起訴されると、身体の拘束は 原則として裁判が終わるまで続きます。 起訴されないと、勾留の期間が終わった時点で釈放されます。

 

質問

逮捕にはいくつか種類があるのですか。

回答

逮捕には、通常逮捕、現行犯逮捕、緊急逮捕の三種類があります。 通常逮捕は、事前に裁判官から発付された逮捕状に基づいて 逮捕するもので、これが逮捕の原則形態です。 現行犯逮捕は、現に罪を行い、又は現に罪を行い終わってから 間がない者を逮捕するもので、逮捕するために逮捕状は不要で、 警察でなくても逮捕できます。 緊急逮捕は、一定以上の重い罪を犯したことを疑うに足りる 充分な理由がある場合で、急速を要し、裁判官の逮捕状を 求めることができないときに、ひとまず逮捕するもので、 逮捕後、直ちに裁判官から逮捕状の発付を受ける必要があります。

 

質問

警察から任意の取調べをするので、出頭するように言われています。 取調べのときに、弁護士に立ち会ってもらうことは可能でしょうか。

回答

警察に同行するのは可能ですが、 基本的に取調べの際に一緒にいることは、警察の方で認めてくれません。 もちろん、弁護士と一緒でなければ取り調べを拒否することは可能ですが、 そうすると相手方も逮捕してくる可能性がありますので、 あまり強くはでられません。

 

質問

弁護士に、警察まで一緒に行ってもらうだけでは、 意味が無いのでしょうか。

回答

弁護士が警察まで同行して、取調べが始まる前の段階で警察に、 「宜しくお願いします」と、丁寧に圧力をかけることはできます。 これなら、3回ほど行ったこともあります。 それなりに警察の対応が丁寧になるなどの意味はあります。

 

質問

弁護士が選任されていると、取調べに影響がありますか。

回答

弁護士が選任されても、基本的に取り調べのときには同席できません。 しかし、弁護士が選任されているということで、 事実上警察も緊張感を持って取調べ等行うようです。 私も、「弁護士先生が付いてくれてから、 取調べのときの対応がずっと穏やかになりました」と 何人もの被疑者の方から言われたことがあります。

 

質問

集団で万引きをしました。 主犯が逮捕されたとききましたので、私は自分から自ら出頭して、 悪いことをしたと認め上申書を書きました。 しばらくしたら呼ぶから待ってほしいと、出頭した時に刑事から言われました。 この後、やはり逮捕されるのでしょうか。

回答

犯行自体の内容、その中での役割、 生じた被害などが分からないと何ともいえません。 ただ、自分から出頭しており、逃げ隠れしないことを示したこと、 出頭の際には逮捕されなかったことなどを考えると、 このまま逮捕されず済む可能性もかなりあると思われます。

 

質問

朝、弟が恐喝未遂で任意同行で連れて行かれその2時間後、逮捕。 現在勾留されています。 刑事の方の話と弟の話ではだいぶ違う点があり、この4日間取り調べもされず。相手へ謝罪をし弟を早く出してあげたい。 どうしたらいいのか、ぜひお返事ください。なるべく早くお願いたします。

回答

結論から言いますと、早く信頼できる弁護士に依頼することです。 本人との話し合い(弁護士の場合、警察の立会いなしで時間無制限 で出来ます)警察や検察からの情報収集、検察との処分についても 交渉、被害者への連絡(弁護士でないと、被害者の情報を中々教え てもらえません)、示談交渉などを行い、出来るだけ早く解決する道 を探ります。さらに、無罪だというのなら、一緒に戦います。 遠い県の事件ですので、私の方では対応出来ませんが、近いところで、 信頼できる弁護士が必ずいると思います。

 

質問

児童買春の場合、逮捕状請求にいたる条件は どういったものになるのでしょうか? 年齢不知でも逮捕だったり、任意調べだったりするようですが・・・

回答

一般論としては、「被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があるときは」逮捕できます。 年齢不知と本人は言っていても、本当は18歳未満だと知っていただろうという相当な理由がある場合は逮捕されるということになります。 逆に、これは18歳以上だと思うのも無理ないかなというときには、逮捕の要件を満たさないことになります。 ただ、どちらともいえるような限界事例では、たしかにはっきりした線引きは難しいですね。

 

質問

逮捕・勾留されると、身体拘束は23日間続くのですか。

回答

逮捕は最長3日間で、勾留は法律上は1回10日までとされてます。 また、勾留延長といってさらに10日延長されることもあります。 しかし、現実には、一度勾留されてしまうと、当然のように延長されて、 20日身体を拘束される方が普通です。 そのため、身体拘束は、現実には21日間か、長くて22日間となります。 これは、逮捕の翌日か翌々日に勾留が決まるためです。 例えば逮捕されて2日目から勾留となった場合、 その2日目は勾留の1日目としてカウントされますので、 身体拘束は21日となります。

 

質問

一般に、警察からの呼び出しがあった場合どのような場合に逮捕となる のですか?また、逮捕されると会社、大学などに伝わりますか?

回答

事件の重大性や、被疑者の状況などから、逮捕されるかどうかは決まり ます。ただ、ほとんど同じような事件でも、逮捕されるときとされないときが あることも事実です。 逮捕の場合でも、警察から会社や大学に通知することはありません。しかし、新聞等で報道される場合は、会社等に知られることになります。 また、事件によっては、会社などでの捜索も行われます。そうなると、 当然のことですが、会社にも知られることになります。

 

質問

逮捕だけされて、勾留されない場合もあるのですか。

回答

比較的軽い罪で、本人が罪を認めて反省しているような場合には、 逮捕だけでされて、勾留されずに釈放される場合もあります。 しかし、現実には、それほど重大犯罪と思われないときでも、 逮捕だけでなく、勾留までされる方が多いと思われます。  

 

質問

本人が罪を認めない場合には、逮捕・勾留される可能性が 高くなるのですか。

回答

一般的には、逮捕・勾留される可能性が高くなると思います。

 

質問

それでは、本当は罪を犯していなくても、 やったと嘘をついた方が良いのでしょうか。

回答

もちろんそのようなことは言えません。 弁護士として、あくまでも無実の人を罪に陥れるようなことはできません。 しかし、その一方で、逮捕後いつまでも罪を認めないと長期間勾留され、 仕事を失うことになりかねないということで、罪を認める方もいらっしゃいます。 弁護士としては非常につらいのですが、家族の生活を守るために、 そのような選択肢を取らざるを得ない場合があるのも事実です。  

 

質問

どういう要件があると、勾留が認められるのですか。

回答

法律上は、勾留が認められるためには、 次の3つの要件のいずれかが必要と規定されています。   住所不定の場合   証拠を隠す恐れがある場合   証人を脅す恐れがある場合 しかし、現実にはこれらの要件は、 非常に緩く解釈されています。 ほとんどの場合、特に問題なく勾留は認められます。 例えば、痴漢をしたとして逮捕された場合、全て認めており、 かつ相応の社会的地位を有し、家族と共に住んでいるような人でも、 要件を満たすとして勾留が認められます。   

 

質問

そのような勾留は法律違反だと思われますが、 争えないのですか。

回答

そのような勾留に対し、法律上は、争うことはできます。 しかし、事実上このような勾留の運用は定着しており、 争っても認められる可能性は非常に低いのです。

 

質問

勾留された場合、どうすれば早く出してもらえますか。

回答

被害者のいる犯罪の場合、被害者にお詫びするとともに、損害を賠償し、 許してもらえたならば、勾留の途中でも出してもらえる可能性はでてきます。

 

質問

家族が勾留されたため、会社に病欠と電話連絡しました。 この場合、診断書や入院証明書が必要になると思いますが、 実際に提出出来ずに、解雇になってしまうのでしょうか?

回答

病欠と会社に伝えたからといって、 必ずしも会社が診断書や入院証明書を要求するとは限りません。 特に、最近はインフルエンザが流行っているので、 インフルエンザを理由に1週間程度休んでも、 そこまで不自然な話ではないかもしれません。ただ、診断書等を要求するかどうかは会社次第なので、何とも言えません。 もっとも、会社に捜索でも入らない限り、 警察から会社に事件についての連絡が行くことは通常ないので、 欠勤理由について、逮捕勾留されたなどと言わずに済ませることも、 可能な場合が多いはずです。(不明瞭な理由による欠勤として、 何らかの処分の対象になる可能性はありますが)。

 

質問

逮捕や勾留は、未成年者にもなされるのですか。

回答

14歳以上でしたら、たとえ未成年でも逮捕・勾留されます。 さらに、未成年者の場合は、一たび勾留されると、 8-9割はそのまま鑑別所に送られれ、 そこで4週間近く過ごすことになります。 その意味では、かえって未成年の方が厳しいともいえます。 (後で説明しますが、成年なら保釈で外に出られるような場合でも、 未成年は鑑別所に行く場合もあるということです。)

 

質問

逮捕や勾留で、身体を拘束されている家族に会えますか。

回答

本人が逮捕・勾留されている警察等に会いに行けば、 会える可能性はあります。 ただ、逮捕というのは、最長でも3日しか身体の拘束が行われず、 その間に本人を連れ出したり取調べをしたりと、 警察でやることがいろいろとありますので、 通常は会わせてもらえません(弁護士が相手だと、警察も融通をきかせます)。 勾留中も、原則として面会(接見といいます)できるのですが、 接見禁止といって、弁護士以外とは勾留されている人間に 会えないようにされる場合もあります。

 

質問

接見禁止の場合でも、家族が本人に会えるようにする方法はあるのですか。

回答

裁判所に対して、接見禁止というのはおかしいと、不服を申立てたり、 少なくとも家族とは会わせるべきだと主張したりすることは可能です。 それによって、家族との面会が可能になるケースも多々あります。

 

質問

取りあえず、弁護士に逮捕されている家族と会って欲しい場合は、 どうすればよいですか。

回答

家族を含めた一般の人が、本人に会うことが禁止されている場合でも、 弁護士ならば会うことができます。 逮捕された後、勾留となる前の段階でも、弁護士ならば会うことができます。 弁護士を依頼して、逮捕されている本人が元気にしているか、 本当に罪を犯したのかといったことを確認したり、 家族の状況を伝えてもらったりすることができます。

 

質問

接見が禁止されている場合でも、一目会って、 励ましてやりたいのですが、何か方法はありませんか。

回答

公開の法廷で、何故勾留されているのかという理由を 明確にするように要求することができます。 (勾留理由開示請求といいます) そのときには、本人も法廷に出てきますので、 傍聴席から本人の姿を確認したり、 本人に家族の姿を見せたりすることもできます。

 

質問

拘留中に、略式の罰金刑にしたいと検察官から言われました。 この場合、会社に知られる可能性はありますか? また、他の人から見て、判断出来るような目印 (免許証・パスポート・住民票)等はあるのでしょうか? ローンの見直しの際などに、調べられてしまう事もあるのでしょうか?

回答

会社に知られる可能性は、ほとんどないといってよいと思います。 免許証、パスポート、住民票、戸籍などにも記載されませんので、 通常の人が目にすることもありません。 ローンの見直しのときに、勝手に金融機関が調べることはできません。 また、本人に罪を犯していないことの証明を金融機関が ローン見直しのときに求めたと言うことは聞いたことがありません。 その意味では、そんなに心配する必要はないと思います。

 

逮捕・勾留に関する質問

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